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　間口5.4ｍ、30坪弱の敷地に建つ床面積25.7坪のコンパクトな住宅です。
「コンパクトな中にシンプルに住みやすい暮らし」をテーマにさまざまな工夫を詰め込みました！！
 

外観はガルバニウム鋼板に木目のサイディングをアクセントにスッキリ敢えてエアコンの室外機の面の外壁を白にすることで目立たせないという工夫をしました！！
一般的にガルバニウム鋼板はメンテナンス性でサイディングよりも長いスパンで考えることが出来るので、このような狭小地にはオススメですね(ただし立地条件によっても異なるので十分な検討が必要です！)

今回のようにポーチの奥行スペースがあまり確保できない時、玄関引戸にすると小スペースで済みます。

玄関には下足箱横に少し空けて土間部分を作ることによってベビーカーを置いたり、コート掛けのスペースを作りました。近年一般的なシューズクロークのスペースを取れないときにです。

ＬＤＫには工夫が盛りだくさん
まず、ホールからと洗面脱衣室からの入口を設けて回遊動線にしました。ホールからはトイレと洗面脱衣室の入口があるので回れるようにすることで動線がより快適になります

キッチン収納は置き型の家電収納ではなく、天井までの３枚引戸で隠せる収納にしました。収納量も多く、来客時や使用しない時には扉を閉めることですっきりさせ、部屋を広く見せる効果がありますよ
ウッドタイルを貼ったアクセント壁にはTVを壁掛けにして、パソコンカウンターの上の棚にAV機器を置けるように配管を埋設してあります。そうすることによってTVボードを置かずに済むので限られたスペースを広く使う事が出来ます
お施主様の住まい方に合わせることが出来る＝注文住宅ならではですね
た・だ・し、家具を造作にする→あとから変更が効かないということなので、設計施工段階での十分な検討が必要です

LDK奥の４畳の畳コーナーの天井は2.7ｍと高くすることでまたまた部屋を広く見せる効果があります。＋収納上に神棚を置けるようにしました。付け梁をアクセントにコーディネートしました。

２階は9.4畳の主寝室＋WICと7.5畳の洋室があります。
各室には３方向の高さ・大きさの異なる窓があり、明るく風の通りも良い快適な個室になっています。
主寝室の奥には下屋(一階の屋根)の高さを上げて作った空間に５畳ほどの小屋裏物置があります。
季節物や大きな物がたっぷり入るのでとっても便利です。
小屋裏物置は天井高さを1.4ｍ以下にすることで床面積には含まれません！

このように色々なサイズの収納を作ることによって住みやすくなります